1、菊間卓球クラブ(市原市)
1991年、菊間コミュニティ福祉センターが完成、愛好者がALARM(アラーム・代表大庭ケサ子)に集まり生涯卓球の場としました。
1998年に現在の代表宮田力が就任、クラブ員が試合に積極的に出場するようにと親睦大会を始めました。これをきっかけに名称を菊間卓球クラブと変更しました。
現在の活動は、毎週日曜午後の練習会に25人程が参加、生涯スポーツ参加者から選手まで和気あいあいとプレーしています。5月と11月にはダブルス大会を開催しています。
クラブの運営は、日々の健康維持、体力や技術の向上、会員相互の親睦、練習場の環境づくりなどに気をつけて、活動の和を向上させようと心がけています。(「みんなの卓球」2004年8月号掲載)
2、スピリッツ市原(市原市)
1996年4月に、前年のスポーツ連盟全国卓球大会に出場した藤田・村越・伊藤が、働く人たちのふれあいの場としてオープンを予定していた市原市勤労福祉会館(YOUホール)を活動拠点として「地域に根ざした卓球クラブを!」という呼びかけをおこないました。これに応えた人たちは「SSP市原クラブ」を結成、このクラブは市と交渉しYOUホールの設備改善に貢献しますがこの名称は一年で姿を消します。集まった人たちはその後も練習会や試合に参加するなど活動をつづけ、練習の成果として日本卓球協会主催の全国クラブ卓球選手権(1997年成田)に県予選を通過し参加、決勝トーナメントに出場する活躍などをしました。
現在のスピリッツという名称を使い始めたのは1999年の全国スポーツ祭典(大阪)からです。2001年に入り、「地域に根ざした卓球クラブ」という趣旨を再検討、この年の暮れに「スピリッツ市原(代表・篠原剛)」をみんなで確認、再出発しました。
現在の活動は、練習会では私たちが集まって以来YOUホールの利用、他のクラブの方々や愛好者と協力しながら「火曜練習会」を、火曜日の午後5時15分〜9時に 30人程が集まり、おこなっています。
試合への出場は、チーム戦での全国大会出場を目標にしながら、市原および近隣の大会へ参加をしています。
大会運営では、市原卓球連絡会主催の市原オープン(団体戦)を2000 年3月から3回主管しています。 2004年は100チーム以上が参加した大会を無事に終了させています。独自の取組みとして2003年から木更津・君津地域のチームなどと協力して、内房サーキット(仮称)開催を目標に努力しているところです。
そのほかにクラブ員相互の親睦をはかるため、忘年会や慰安旅行をおこなっています。(「みんなの卓球」2004年9月号掲載)
※後記=2009年、社会人と学生グループは求めるものの違いから別の活動形態を追求しました。社会人は「スピリッツ市原」の名称などを引き継ぎ、学生グループは卓球クラブ「赤翔馬(せきとば)」を立ち上げて、YOUホール(金曜日夜)などの練習会を中心に日夜精進しています。
3、「かずさ」(木更津・君津地区)
木更津・君津地域の愛好者が1995年に全国スポーツ祭典卓球大会などに出場するため集まり、「かずさ」(共同代表・楠田ユキ、大久保尚子)として登録したのがクラブの出発です。現在では、約40名余が登録するクラブとなっています。
練習などは各自でおこなっており、大会への参加は、みんなが楽しく試合ができるようなチーム、ペアの編成にこころがけています。
クラブが主催する「初心者オープンディース卓球大会」は、楽しく長く続くように企画し、来年で10回を迎えます。(「みんなの卓球」2005年1月号掲載)
全国スポーツ祭典を開催している新日本スポーツ連盟とは?
全国スポーツ祭典の前身である全国青年のスポーツ祭典は1963年、だれもがスポーツをやれるようにすること、スポーツにおいて強制や差別をなくすことなど自主的で民主的なスポーツの発展を願う青年・学生、スポーツ愛好者、スポーツ関係者の共同によってスタートしました。これは、わが国のスポーツの歴史において「国民が主人公」の立場に立つスポーツ運動の本格的な登場でした。
このスポーツ祭典運動の中で65年に「新日本体育連盟」が創立され、「スポーツは万人の権利」(創立宣言)の基本理念と文化としてのスポーツの発展をめざし、国民だれもがスポーツに親しむことができるようになるために一貫して活動してきました。同連盟は創立30年の1995年10月の臨時総会で「体育」から「スポーツ」に名称変更し、新日本スポーツ連盟となります。
現在、スポーツ連盟には、11競技種目の全国組織と26の都道府県連盟、3,200クラブ、57,000人の会員がいます。
連盟は、次の5つの目標を掲げています。
(1)スポーツを行うことは基本的権利であり、権利にふさわしい文化として発展させる。
(2)自主的なスポーツクラブの確立と発展を基礎に多様なスポーツ活動を行い、フェアプレー精神をつちかう。
(3)競技水準・技術の向上と科学的な指導法や一貫した指導体系の確立をめざす。
(4)公共スポーツ施設などの拡充を国や自治体の責任で実現する。
(5)オリンピック運動の理想であるスポーツを通じて真の友好と世界の平和の実現に貢献する。
(2004年10月)
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